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「2025年12月」の記事一覧
こんにちは、宿屋のおやじです。
気づけはもう12月。
今年のイミグレでは、「ブリカニ合戦」と題して、コースの中に寒ぶりと蟹を使ったメニューをご提供します。ブリもカニも天然物なので豊漁を願うばかりであります。
そして、もうすぐ「ひみ寒ぶり宣言」がなされることでしょう。これは氷見市においては毎年恒例の一大イベント。特に漁業や飲食に関わる人間にとってはとても重要です。
簡単に言えばこの宣言は「氷見の寒鰤の最盛期が来たよ!」っていう合図なのですが、それにより相場や街の空気が変わったり、人々の話題にのぼったりと、いろいろなことが起こります。観光の方もこれを目指していらっしゃる方も多いのではないかなと思います。
ただ、当然ですが、「ひみ寒ぶり宣言」が出ていようが出ていまいが、この時期になれば大体旨い鰤が食べられます。なんなら、宣言が出る前の方がお得に食べられるみたいなこともあったりします。
ここらへんの寒鰤事情などは「ブリカニプラン」特設ページにてコラムを記載してますのでご興味あればご覧くださいませ。
■ブリカニプラン特設ページ↓
https://www.imigre.jp/winter-specialite
さて、今朝は今年は初の雪が降り、海面には気嵐(けあらし)が見られ、まさに冬本番の様相を呈してきています。
当館のウッドデッキは冬になると表面が凍り滑りやすくなるので、毎年「菰(こも)」を通路に敷き詰めています。菰とは、藁を編んで作られたシートみたいなもんですね。
今朝も今年用の菰を敷いていたのですが、毎年スタッフからは「滑らないマットを敷いたらどうですか」と言われます。
確かに毎年ボロボロになるので、買い替えて敷いて外して、藁の切れ端を掃除して、となかなか時間も費用もかかります。長い目線で見ればゴムマットの方がいろんな面で良いのかもしれません。それでも僕は藁菰が好きなのです。藁の匂いや手触り、見た目が好きです。
小さな頃から毎年冬の前になると、庭師さんが庭の木の雪囲いをやってくれていました。その時に使うのが藁縄や藁菰だったように思います。
子供の頃は雪が積もるととても嬉しかったので、雪囲いができると楽しい季節の始まりのような気がして、少し心が弾んでいたように思います。そんな昔の思い出があるからか、ウッドデッキに藁菰を敷いていると、あの時の庭師さんになったような気分がして楽しいのかもしれません。庭師さんに失礼か。
と、そんな非合理的な理由でこれからも当館のウッドデッキには冬になると、藁のシートが敷かれ続けることになるでしょう。
– 宿屋のおやじ –
冬の海は少し静かで、美しくて、どこか凛とした空気に満ちています。
そんな季節だからこそ、移り住みたくなる宿イミグレのグランピングが一番おすすめです。
「冬にグランピングって寒くないの?」
そんな声をいただくことがありますが、イミグレの冬グランピングは“むしろ快適”。
その理由をご紹介します。
まず、BBQスペースは冬仕様にしっかりアップデート。
4方を囲った半屋内のような空間になっており、ガスストーブを2台設置しているので暖かく、風の強い日でも安心してBBQが楽しめます。
氷見牛や富山の海鮮など、地元の味覚をじっくり焼きながら、外の寒さを気にせず“冬のアウトドア気分”を味わえるのが魅力です。
さらに、冬ならではのメリットも。
虫がいない季節なので、小さなお子さまでも快適に過ごせるというお声を多くいただいています。
夏は虫が苦手でグランピングに挑戦できなかった方も、冬ならゆっくり自然の中で過ごせます。
また、「外でBBQはちょっと…」という方や、特別な日のご利用には、館内レストランでのフレンチコース料理もおすすめ。
氷見の魚介や富山県産食材を使い、季節感を大切に仕立てるイミグレ自慢のコースは、冬ならではの味わいがぎゅっと詰まっています。
海を眺めながら、あたたかな室内でゆっくりとした夕食を楽しむ贅沢な冬旅も人気です。
グランピングスイートの室内は、もちろん冷暖房完備でポカポカ。
モダン・ナチュラルの2タイプから選べる空間にはダブルベッドを2台設置し、カップルや夫婦、ファミリー旅行にもぴったりです。
外は冬らしい澄んだ景色、室内は暖かくて快適。
このギャップこそ、冬のグランピングの醍醐味かもしれません。
そして冬の氷見といえば、立山連峰がくっきりと見える“絶景シーズン”。
朝は水平線からの柔らかな光、夜は満天の星と波の音。
季節が変わるたびに異なる景色を見せてくれる海辺の特等席で、ゆったりとした時間をお過ごしください。
「冬にこんなに快適に過ごせるとは思わなかった!」
そんな驚きとともにリピートされるお客様も増えています。
冬だからこそ楽しめる、あたたかな海辺のグランピング。
ぜひこの季節のイミグレで、非日常のひとときをお楽しみください。