イミグレ

寒ブリと紅ズワイガニの料理

富山湾の冬の王者と女王の饗宴

「寒ブリ」
「紅ズワイガニ」

Winter Specialité at IMIGRE

冬だけの特別な饗宴。
“ひみ寒ぶり”と“紅ズワイガニ”。
イミグレが最もおすすめする
冬のフレンチコース付き宿泊プラン

富山湾を望むレストランで、獲れたての海の幸を贅沢なフレンチに仕上げました。 この季節だけの味わいを、ゆっくりとお楽しみください。

寒ブリ

ひみ寒ぶりとは

氷見漁港で水揚げされるぶりの中から、漁獲量や大きさ、脂ののりなど一定の条件を満たした個体だけに「ひみ寒ぶり」の名称が与えられます。
産卵のために日本海を南下したぶりが富山湾に入る冬、もっとも脂が乗り、身の張りが最高峰になるため、全国の料理人からも高い評価を受けるブランド魚です。

紅ズワイガニ

紅ズワイガニ (富山湾)

富山湾の紅ズワイガニは、水深が深い富山湾ならではの漁場で獲れるため、みずみずしさと甘みの強さが特徴です。
氷見・新湊などの漁港で水揚げされ、地元でも冬の味覚として親しまれています。

【オールインクルーシブ】
お酒も自由に楽しめる滞在

イミグレでは、宿泊のお客様はディナー時のドリンクはすべて料金に含まれています。

  • ・生ビール
  • ・ウイスキー
  • ・グラスワイン
  • ・ソフトドリンク
  • ・日本酒
  • ・カクテル

好きなものを好きなだけ。
冬の味覚とともに、心ゆくまでお楽しみください。

ドリンク写真

冬の氷見で、
お待ちしております。

【冬季限定】ひみ寒ぶり&紅ズワイガニ 饗宴プラン

1泊2食付き / フレンチフルコース / オールインクルーシブ

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※人気プランのため、お早めのご予約をおすすめいたします。

Story of Himi

氷見の風景と食

① ひみ寒ぶりとは?
氷見ブランドが冬の味覚として選ばれる理由

冬が近づくと、氷見の空気には独特の緊張感が漂います。

「今年の寒ぶりは順調かね…」と、町全体がまるで漁師のようにそわそわする。
私自身も宿を営む身として、気温より先に寒ブリの動向が気になってしまうくらいです。

さて、「ひみ寒ぶり」とは何か。
これは、氷見で冬に水揚げされるぶりの中でも、厳しい基準を満たしたものだけに与えられるブランド名です。
重さや脂の状態、鮮度の良さなど、複数の項目で丁寧に選別され、証明書を添えて出荷されていきます。
この仕組みがあるからこそ、「ひみ寒ぶりは間違いない」と多くのお客様から信頼されているのだと思います。

氷見で質の良いぶりが獲れる理由には、富山湾の地形が深く関わっています。
湾のすぐ近くから急深になる独特の地形によって、栄養の豊富な海水が集まり、小魚が集まり、それを追ってぶりが回遊してくる。
漁場が近い分、獲れたぶりを素早く港へ運べるため、鮮度が落ちにくい。
料理を提供する私たちにとって、この「鮮度」の良さは何よりの魅力です。

鰤は、夏から秋にかけて北の海で栄養を蓄え、冬に産卵のため南下します。
その途中、富山湾へ入ってくるのですが、ちょうどその時期が一年で最も脂が乗るタイミング。
身に張りがありながらも脂の回りが良く、刺身で食べても火を入れても香りが立つ。
これが、寒ぶりが“冬の王様”と呼ばれる理由です。

冬の氷見では「ひみ寒ぶり宣言」という行事があります。
この季節になり、本格的に良いぶりが揚がり始めると、漁協が「宣言」を出すのです。
地元ではちょっとしたお祭りのようなもので、私も毎年これを聞くと「冬が来たな」と心が引き締まります。

ひみ寒ぶりは和食でいただく刺身やしゃぶしゃぶが王道ですが、
私はフレンチとの相性も非常に良いと感じています。
脂の甘み、皮目を焼いたときの香ばしさ、身のふっくらした火入れ。
これらがソースの旨みと重なり合うと、「鰤はフレンチでも主役になる」と実感します。

冬の氷見は美味しいものが多いですが、
その中でも「ひみ寒ぶり」は特別な存在です。
私としては、この季節に氷見を訪れるなら、ぜひ味わっていただきたい一品だと思っています。

② 寒ブリの旬はいつ?
富山湾で脂が最も乗る時期の秘密

寒ブリの話になると、お客様からよく聞かれるのが「旬はいつ?」という質問です。
鰤という魚は一年中見かけますが、“寒ブリ”と呼ばれるほど脂が乗り、旨みが最高潮になるのは冬だけ。
では、なぜ冬なのか。そのワケを、私なりの言葉でお伝えします。

鰤は広い海を回遊する魚で、春から夏にかけて北の海で成長し、秋が深まる頃から産卵のために南下します。
この“南下の旅”の途中で富山湾に入ってくるのがちょうど冬。
寒さに備えて身体に脂を蓄えた状態で湾内にやってくるので、最も美味しい条件がそろうわけです。
特に12月〜1月頃は、脂が全身にしっかりとまわり、身の張りとしっとり感のバランスが抜群になります。

「じゃあ2月はどうなの?」と聞かれることもありますが、ぶりの漁はいくつかの条件に左右されます。
海の状況、天気、回遊のタイミング。
これらは毎年微妙に違います。
だからこそ、地元の私たちにとっても、毎年「今年はどうかな?」と気になる存在なんです。

富山湾の特徴は、“近い漁場”と“深い海”にあります。
湾のすぐ外側がいきなり深く落ち込んでいるので、ぶりの通り道になりやすいうえ、漁場から港までの距離が短い。
つまり、獲れたブリをすぐに港へ運べる。
これが寒ブリの鮮度の高さにつながっています。

そしてもう一つの特徴は、富山湾には暖流と寒流が交わる場所があること。
この混ざり合いによって栄養価の高い海水が生まれ、小魚が集まり、その小魚を追ってぶりもやってくる。
自然の循環がそのまま“美味しさの理由”になっているのです。

冬になり、気温が下がってくると、私は毎朝“漁の状況”が気になって仕方ありません。
お客様に「今日は寒ブリ、入ってますよ」とお伝えできる日は、自分ごとのように嬉しい。
寒ブリは自然相手。だからこそ、会えた時の喜びも大きいのだと思います。

富山湾で寒ブリが最も美味しくなる時期は、だいたい12月〜1月。
この短い旬を楽しみに、毎年多くのお客様が氷見を訪れます。
私としても、この季節に来ていただける方には、ぜひ“冬の鰤”の魅力を味わってほしいと思っています。

③ “寒ブリ”と“ひみ寒ぶり”の違いをわかりやすく解説

「寒ブリ」と「ひみ寒ぶり」。
似ているようで、実は意味が違う。
宿をやっていると、お客様からこの質問をよくいただきます。
ここでは私なりに、お伝えします。

まず“寒ブリ”とは、冬に獲れる脂の乗った鰤の総称です。
日本海側では冬の鰤はどこでも美味しく、各地で“寒ブリ”として親しまれています。

一方で“ひみ寒ぶり”は、氷見漁港で水揚げされる鰤のうち、一定の基準を満たしたものだけに与えられるブランド名。
つまり、“寒ブリ”の中でもさらに選りすぐりというわけです。

氷見漁港では、重さ、脂の状態、鮮度など細かい基準をクリアしたブリだけを“ひみ寒ぶり”として認定します。
そして認定されたブリには、証明書がつけられ、ひと目でわかるようになっています。

では、なぜ氷見ではブランド化できるほどの鰤が揚がるのか。
理由は富山湾特有の地形にあります。
湾内からすぐに深海へ落ち込む急深な地形は、全国でも珍しい環境です。
この場所に小魚が集まり、それを追うように鰤も回遊してくる。
さらに港から漁場が近いため、獲れた鰤を短時間で陸揚げでき、鮮度が保たれやすい。
これが“ひみ寒ぶり”の価値につながっています。

私自身、料理を提供する立場として、脂の質と身の状態の良さは年々感じています。
刺身で食べても豊かな甘みを感じ、火を入れてもふっくらした食感が残る。
これはブランド管理による安心感に加え、富山湾という環境が与える自然の恵みが大きいと思っています。

では、料理の場面では何が違うのか。
たとえば“寒ブリ”と呼ばれるものも十分に美味しいのですが、
“ひみ寒ぶり”になると脂の分布が均一で、火入れ時の香りや旨みの立ち方が違います。
プロの料理人が高く評価するのも納得です。

冬の氷見では鰤は文化そのもの。
「ぶり起こし」という雷の話や、「寒ぶり宣言」など、地域全体が鰤の季節を祝うような雰囲気になります。
その中心にいるのが“ひみ寒ぶり”なんです。

旅行で氷見を訪れるお客様には、ぜひこの違いも楽しみながら味わっていただければと思います。

④ 氷見で寒ブリが美味しい理由|富山湾の地形と海流について

冬になると「どうして氷見の鰤はこんなに美味しいの?」と聞かれることが増えます。
その答えを一言で言うなら、富山湾の地形と海の働きが生み出す“奇跡の環境”だと私は思っています。

まず、富山湾は全国でも珍しい“すり鉢状”の地形をしています。
岸から少し沖へ出ただけで水深が一気に深くなる。
この急深な地形が、ぶりにとって絶好の回遊ルートになります。
深海からの冷たい海水が上がってくることで、栄養豊富な環境ができ、小魚が集まり、それを追ってぶりがやってくるのです。

また、富山湾は暖流と寒流が交わる海域でもあります。
海流がぶつかり合う場所は、プランクトンが多く、小魚の餌となる生物が豊富。
つまり、ぶりの食べるものが多い。
魚にとって良い餌が豊富であれば、当然ぶりの質も上がります。

さらに氷見の強みは、“漁場が近い”という点です。
沖に出てすぐ漁ができ、獲れたぶりを短時間で港へ戻せる。
この早さが鮮度に直結します。
藩度の良いぶりは色、香り、食感すべてが違います。

もうひとつ興味深い点は、富山湾が「天然のいけす」と呼ばれていること。
波の影響を受けにくく、湾内で魚が安定して過ごせるため、他の地域よりも“いい状態で回遊してくる”と言われることもあります。

私も料理を作るうえで、氷見のぶりは本当に扱いやすいと感じます。
脂のりが良いのにしつこくなく、皮目をパリッと焼けば香ばしい香りが立ち、身はしっとりと仕上がる。
ぶりは繊細な魚ですが、寒ぶりの質の高さが調理の幅を広げてくれます。

氷見の寒ぶりが美味しいのは偶然ではなく、
地形・海流・餌・漁場の近さ、すべての条件が揃った結果なんです。

冬の氷見を訪れる際には、ぜひこの“自然の背景”も感じていただけたら、料理がより一層美味しくなると思います。

⑤ 紅ズワイガニとは?富山湾で獲れるカニが甘いと言われるワケ

「富山湾の紅ズワイガニは甘いねぇ」と、お客様がよくおっしゃいます。
確かに私も同じように感じていて、その理由は富山湾特有の環境にあります。

紅ズワイガニは深海に生息するカニで、日本海側を中心に水揚げされています。
富山湾は岸からすぐ深くなる地形のおかげで、紅ズワイガニの生息域にとても近い漁場を持っています。
つまり、深海に潜らなくても比較的短い距離で獲りに行ける。
これが大きなメリットなんです。

カニは水揚げされてからの時間が味にダイレクトに影響します。
富山湾のように漁場が近ければ、新鮮な状態で港へ戻ってこられる。
この“速さ”が紅ズワイガニの甘みと瑞々しさを保っている理由のひとつです。

また、富山湾は栄養豊富な海として知られており、小魚やプランクトンが豊富です。
これらが食物連鎖となって、蟹の旨みにもつながっていきます。

紅ズワイガニの特徴は、なんといってもその“身のやわらかさ”と“甘み”。
ズワイガニに比べて水分量が多く、しっとりとした食感と自然な甘さがあります。
調理するときにも、火を入れすぎるとすぐに身がほぐれてしまうほど繊細。

富山湾で獲れる紅ズワイガニは、鮮度が良いぶん甘みが際立ち、香りも豊かです。
これが「富山湾の紅ズワイガニは美味しい」と言われる理由だと感じています。

冬に氷見を訪れるのであれば、この紅ズワイガニも外せない季節の味覚。
ブリと並んで“冬の主役”と言える存在です。

⑥ 富山湾の紅ズワイガニ漁について|漁港や水揚げ地の特徴

冬の富山湾といえば、寒ブリと並んで忘れてはいけないのが紅ズワイガニです。
当館でも人気が高く、「カニはどこで獲れるんですか?」と必ず聞かれるほどです。
ここでは、富山湾の紅ズワイガニ漁について、私なりの視点でお話しします。

紅ズワイガニは水深800~2,000メートルほどの深海に生息するカニで、日本海沿岸の広い地域で漁が行われています。
その中でも富山湾は「深海がすぐそばにある」という全国的にも珍しい環境です。
岸から少し沖に出れば、いきなり海底が深く落ち込む“富山湾特有の急深地形”。
これがカニ漁に大きく関係しています。

富山湾の紅ズワイガニ漁は、主に新湊(射水市)などの漁港を中心に行われます。
漁場までの距離が短いため、獲れたカニを素早く港へ運べる。
この「時間の短さ」が、富山湾産の紅ズワイガニの鮮度の高さに直結しているのです。

紅ズワイガニは身に水分が多いのが特徴で、鮮度が落ちてしまうと甘みやみずみずしさが減ってしまいます。
だからこそ、漁場が近い富山湾では質の良い紅ズワイガニが水揚げされるわけです。

また、新湊漁港は「昼セリ」が行われることでも知られています。
漁が終わったらその日のうちにセリが行われるため、飲食店に素早く新鮮なカニが渡ります。
私も新湊のカニを扱うことがありますが、本当に品質が安定しており、香りも甘みも際立っています。

紅ズワイガニは加工品として流通することも多いですが、富山湾のように港が近い地域では“生”に近い状態で扱えるのが魅力です。
これが、地元で食べる紅ズワイガニの美味しさにつながっています。

料理に使うときも、紅ズワイガニはとても繊細な食材です。
茹でる、焼く、蒸す、それぞれに特徴がありますが、私はビスクやタルトレットのように“旨みを凝縮する料理”に使うことが多いです。
深い甘みとやわらかい食感が、フレンチの技法と非常に相性が良いからです。

冬の富山湾で育まれた紅ズワイガニは、鰤と並ぶ「冬の富山のごちそう」。
氷見を訪れたお客様には、ぜひ蟹の魅力も味わっていただきたいと私は思っています。

⑦ 寒ブリ×紅ズワイガニ|冬の富山湾が“海の黄金期”

私が毎年のように感じることがあります。
「冬の富山湾は、まさに海の黄金期だ」と。
寒ぶりと紅ズワイガニ、この二つが同時に楽しめる季節は、富山湾の1年の中でも本当に特別です。

寒ぶりは、脂ののりが最高潮になる冬に富山湾へやってきます。
産卵のため南下する回遊ルートがちょうど富山湾と重なるため、ここで状態の良いぶりが水揚げされます。
そしてその漁場が港から近いことで、鮮度の良いまま市場へ運ばれます。

一方の紅ズワイガニ。
これは深海に生息するカニで、富山湾の急深地形によって漁場がすぐそばにあります。
水揚げされた後の鮮度の落ち方が速いカニにとって、この環境は非常に有利で、結果として高品質の紅ズワイガニが揃うわけです。

この二つが同時期にピークを迎える冬こそ、富山湾が“黄金期”と呼ばれる理由。
寒ぶりの力強い脂と旨み、紅ズワイガニの繊細で甘い香り。
料理をする私にとっても、これほど素材が揃う季節はなかなかありません。

また、富山湾は暖流と寒流が交わる独特の海域で、栄養豊富な環境が生まれています。
小魚やプランクトンが多く、それを餌とする魚介類が豊かに育つ。
自然の循環すべてが「美味しい」を支えています。

この季節になると、私はまるで海が一年のご褒美を用意してくれているような感覚になります。
料理に使っていても、ぶりもカニも素材そのものの香りが強く、丁寧に扱えば扱うほど応えてくれる。
「今年もこの季節が来たか」と手が自然と熱を帯びてくる。そんな感じです。

ブリとカニを同時に味わう旅は、まさに富山湾の冬ならではの贅沢。
寒い季節に氷見を訪れる価値がここにあると私は思っています。

⑧ 氷見・新湊で食べられる紅ズワイガニと寒ブリのおすすめ料理

氷見と新湊は富山湾を代表する港町で、冬になると“ブリ”と“カニ”が一気に注目を集めます。
私自身も料理を提供する側として、どんな料理が喜ばれているのか、よく気にしています。
ここでは、氷見や新湊を訪れたときに出会える代表的な料理をご紹介します。

まずは寒ブリ。
これは刺身が王道です。
冬のぶりは脂がしっかりと乗り、口に入れた瞬間にとろりと広がる旨みが魅力です。
氷見では「ぶりしゃぶ」も人気で、薄く切ったぶりをサッと湯にくぐらせることで、脂がふわっと溶け、香りが立ちます。

照り焼きや塩焼きも定番ですが、冬のぶりは火を通しても身が硬くなりにくいため、しっとりと仕上がります。
料理人からすると非常に扱いやすく、味の構成がしやすい魚です。

次に紅ズワイガニ。
新湊の漁港では水揚げされたカニをその場で茹でたり、店頭で提供しているお店もあります。
紅ズワイガニは身に水分が多いため、蒸し焼きや軽い煮込みが向いています。
ほぐし身を使ったカニ丼や味噌汁も地元で人気があります。

氷見では、ブリとカニを一緒に楽しめる店も多く、冬の食旅としてはこれ以上ないほど贅沢な時間を過ごせます。
私としては、冬に氷見を訪れるならぜひこの“二大スター”の味わいを楽しんでほしい思いでいっぱいです。

⑨ 富山湾の冬旅|寒ぶりや紅ズワイガニを楽しむ氷見観光ガイド

冬に氷見を訪れるお客様に必ずお伝えしていることがあります。
「せっかくなら、料理だけじゃなく、氷見という街そのものも楽しんでください」と。

氷見は冬になると、空気が澄み、海と山の景色が一段と美しくなります。
特に晴れた日の富山湾越しに見える立山連峰は、本当に息を飲むような景色です。
宿から眺めても迫力がありますが、海沿いを散策すると、また違った美しさが見えてきます。

氷見漁港周辺には地元の魚や特産品を扱う店が多く、冬は特に活気があります。
寒ぶりが揚がった日には市場がざわつき、地元の人たちも嬉しそうに魚を選んでいます。
この“冬の港の空気感”を味わうだけでも、旅の価値があると私は思います。

近くの「氷見番屋街」では、海の幸を使った惣菜やお土産が豊富にそろっており、地元の味を気軽に楽しめます。
温泉施設やカフェもあり、冬旅の合間に立ち寄るのにちょうど良い場所です。

さらに時間がある方には、少し足を延ばして新湊へ行くのもおすすめです。
新湊大橋や内川の景観は美しく、漁港近くでは紅ズワイガニを扱う店も多くあります。

冬の氷見は、決して派手な観光地ではありません。
しかし、その静けさと豊かな食文化、そして富山湾の美しさ。
これらがすべて揃ってこそ“冬の氷見の魅力”だと私は思っています。

寒ぶりと紅ズワイガニを味わいながら、その背景にある街や人、海の営みにも触れていただければ、この旅はきっと特別なものになるでしょう。

冬の氷見で、
お待ちしております。

【冬季限定】ひみ寒ぶり&紅ズワイガニ 饗宴プラン

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